WORK10 東北笑福市:食品だからスーパー?デパ地下? 可能性はもっとある!
- 3月3日
- 読了時間: 6分
更新日:6 日前
「東北から福と元気をお届けします!」をコンセプトに、2023年からスタートした 【東北笑福市】。
東北地方の農水産加工食品を、首都圏の消費者に向けて実売しながら、プロモーション、テストマーケティング、新規販路開拓を狙うプロジェクトです。

◆どうやっているか?
①売り方・売場・客層とのマッチング
「食品の販路開拓」 というとどうしても大手スーパーや百貨店(デパ地下)をイメージしがちですが、首都圏には実に幅広い販路、エリア、客層が存在します。
たとえば、富裕層エリアの住宅地、熱いファンに支持されるセレクトショップ、食の安全安心にこだわる客層が通うローカル店…
重要なのはマッチング。その商品を必要とする客層とちゃんと出会えば、必ず売れます!そしてさらに広がります!
「美味しい」 「品質がいい」 は大前提。重要なのは、どんなお客様にどんな価値をお届けできるか? 生産者の思い、産地のストーリーとともに訴求します。
【東北笑福市】 はこの考え方のもと、売上に留まらない成果を上げています。
― 首都圏の消費者にアピールし、認知アップ
― 新しい売り方、新しい売場から、新規販路開拓
― 価格妥当性を確認 (値上げ、価格転嫁)
― 試作品のテストマーケティング
― ECサイトへの集客につなげる
②少量生産と地域性を強みに!
【東北笑福市】 の参加メンバーは、東北各県を拠点とする中小・小規模事業者様。少量生産で、県外にほとんど流通していないものが中心です。
だからこそ、首都圏では価値が高い。他にない、今しか買えない、ここでしか食べられない…そうした 「限定感」「特別感」 が武器になるのです。
「地元では珍しくない」「当たり前に食べている」 と生産者自身が思うものでも、県外の販路や消費者にとっては実はとても貴重で、唯一無二の価値があります。
【東北笑福市】では首都圏で売るための強み・価値を整理し、ビジュアルとテキストで表現し、イベントの事前告知、SNS、店頭に掲示するPOPやフライヤーなどの販促ツールに落とし込みます。
③「群」 で出るメリットを活用
商品ラインナップが少ない、人手が足りず何日も留守にできない…といった理由から、単独で県外のイベントに出ることをためらう小規模事業者様が少なくありません。
販路側からも、「SKUが少ないと売場面積が取れず、集客効果が低い」と敬遠されてしまいます。
【東北笑福市】 はそんな悩みも解決!
複数の事業者が「群」となって出店するため、多品目で魅力的な売場づくりが可能になり、ローテーションを組むことで人手の問題もカバーします。
数社がチームになることで売場に活気が生まれ、その結果としてお客様の目を惹き、興味をもってもらい、各社商品の販売につながるという好循環が生まれます。
④販路、メディア関係者を招待
イベント開催前には、Co-edit ネットワーク(販路、メディア関係者) に周知し、ご招待。新規販路とのマッチングやメディア取材につなげています。
これまで、招待したバイヤーから新たなイベント出店のオファーを頂いたり、新規納入につながったり、大手出版社のWEB媒体に掲載されるなど実績があります。

◆2025年は人気酒販店の「角打ちスタイル」!
【東北笑福市】 はこれまでセレクトショップや百貨店など、都内のさまざまな販路で展開。各売場の特徴と客層に合った打ち出し方で、圧倒的な集客と売上を叩き出してきました。
2026年2月には、世田谷区の人気酒店 【籠屋 下高井戸店】 で 「酒と肴のマリアージュ」 をテーマに開催。
酒販店ならではの 「角打ちスタイル」 を目玉とし、物販+イートインを実施しました。
籠屋店長がセレクトした銘酒とともに、東北の ”ヤバイ肴“ を小皿でご提供。
「美味しかったら物販コーナーでお買い上げ頂けます」 「1日限定、数量限定、売切御免!」 としたところ、大好評。
イートインは終日満席となり、物販コーナーはほぼ完売となりました。


また、来店した販路関係者から 「うちの店にも合いそう!」 とオファーをいただき、翌月から取引開始となった商品もありました。
販売イベントは当日の売上や販売数に気を取られがちですが、肝心なのは、ここで繋がったお客様や販路とのご縁を各社のビジネスにどう活かすか?
イベント終了後もフォローを続けていきます。
◆これまでの出店履歴
・日本橋三越 催事売場 (2025年1月)
・カタカナ 自由が丘 (2023年11月
【第2弾:2025年1月 日本橋三越 催事売場にて】
日本橋三越の名物食品催事「食のなじゃこりゃ~博覧会」に東北笑福市チームとして出店し、メンバー7社の商品を販売しました。6日間の開催期間中に2~3日ずつローテーションを組み、生産者自ら店頭に立ち接客に臨みました。



同フロアでは北海道展も同時開催され、全国から集まった美味・珍味・逸品の中でどうやってお客様の目と足を止め、購買に繋げるか? 出品事業者様といっしょに事前から検討を重ね、現場で試行をくり返しました。
試食のほかイートインコーナーもあり。イベント限定品も用意し、見せ方・伝え方を工夫したところ、多くのお客様が立ち止まりお買い上げ下さいました。
その結果、イベント初日から催事全体でNo.1の売上を叩き出しました。




会期終了前に完売になったアイテムも複数あり、手応えを感じることができました。
また、販路やメディア関係者様も多数ご来店下さり、ドラッグストアチェーンのイベント出品、大手出版社のWEBメディア掲載などにつながりました。
今回のイベントをきっかけに、出店各社では自社発信(SNS)、価格設定、パッケージなどを見直す動きも出ています。


【第1弾:2023年11月 カタカナ自由が丘 マルシェスペースにて】
東北笑福市は、東京・自由が丘の人気セレクトショップ「カタカナ」からスタートしました。秋深まる11月、ガレージ&軒下を借りて週末マルシェ。
岩手・宮城・福島の生産者が売場に立ち、お客様とのコミュニケーションを大切にしながら、さりげない接客、ていねいな商品説明、試食を実践。
200人近いお客様にお買い上げ頂き、2日目には複数のアイテムが完売となりました。
「カタカナ」を支持する熱いファン、富裕層が暮らす自由が丘という立地を意識した商品セラインナップ、価格帯、イベントコンセプトが、ばっちりマッチした結果でした。


一般のお客様のほか、販路関係者様、メディア関係者様もご来店下さいました。
イベント終了後の販路拡大、出品各社のECサイトへの誘導、リピート購入にもつながるようフォローを継続しています。





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